2016年公演 名探偵 刑部大輔の事件簿―琴弾きの少女―


ストーリー

とあるお屋敷で、お屋敷の主である横川春の婚約者である八神和樹が首を切られ遺体となって発見された事件が発生した。この日は、結婚式の前日であり、準備のために家に出入りしている人が多くいたが全員のアリバイが成立した。

警察は捜査の中で、凶器に被害者の指紋が付いていること、多額の借金を抱えていたことから自殺と断定し、お屋敷では見習いの探偵たちによる新人研修が実施されることになった。

そこへ、探偵の先輩として送り込まれた刑部大輔。研修として始まった捜査だが……。

 

登場人物

刑部大輔

都内の私立探偵。本作では、先輩探偵として、新人探偵の研修に送り込まれた
星田明日奈
岡山県警の警察官。役職は巡査長。本研修の担当官である
八神和樹
事件の被害者。「三角建設」社長。多額の借金を抱えていた。
横川春
お屋敷の主。横川流琴師範。横川家現当主。被害者の八神和樹の婚約者。7歳の頃から両目共に見えなくなってしまった。

〈平成期「佐助」号襲名者〉

神田佐助

横川流琴師範代。平成期襲名者のなかで最年長。

中道佐助
横川流琴師範代。年長の男性ということもあり、「佐助」リーダー的存在。
堀尾佐助
横川流琴師範代。春の身の回りの世話もする。